兼六園は紅葉が始まりました。今日はとても気持ちいい秋の晴天でしたが、もう冬支度が始まっています。
兼六園の冬の景色といえば「雪吊り」の幾何学模様です。園内の木々の枝が北陸特有の重い雪で痛むのを防ぐため、棒の上から下げた縄で枝を支えるもので、縄が描く三角形が美しい冬の景観を作ります。
この作業は毎年11月1日から行われ、最初に雪吊りが施されるのがこの「唐崎の松」です。
園内には棒や縄が運ばれて、この唐崎の松にはもう棒が立てられています。
霞が池を「ことじ灯篭」の反対側からみた景色です。夏暑く冬寒い兼六園の散策が最も気持ちよくできるのは今です。