京丹後鉄道の天橋立駅から徒歩5分、「天橋立ビューランド」にまず行きます。営業は朝9時から。窓口で切符を買って、リフトかモノレールで展望台に上がります。
とてもいい天気だったので、迷わずリフトに乗ります。
南側から天橋立を望みます。右側が宮津湾、左側が阿蘇海です。ここから股のぞきをすると、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれているそうです。
展望台にはレストランや遊園地があって、子供も楽しめそうです。下りもリフトを利用しました。
日本三文殊のひとつ、文殊堂としても知られる「智恩寺」の山門です。楼上に釈迦如来を安置し、禅宗洋式の丹後地方最大の山門です。
本堂です。文殊菩薩さまから知恵を授かってきました。 向かって左側に駐車場があり、本堂の前を横切って右側にある観光船乗り場に行くことができます。手前には立派な三重塔があります。
観光船乗り場の横に「智恵の輪燈籠」があります。
山門の前にある4軒のお茶屋さんで「智恵の餅」をいただくことができます。勘七茶屋さんでいただきました。
天橋立の手前にある「廻旋橋」です。
船が通れるように回転します。この日は定期点検が行われていました。
これより「日本三景 天橋立」です。
天橋立は日本海からの風や波で運ばれた砂礫が堆積してできた全長3.6kmの砂嘴(さし)、つまり海中に細長く突き出た砂浜で、8,000本もの松が茂っています。
途中にある「天橋立神社」です。神社の左側には海辺にありながら真水が湧き出している「磯清水」があり、手水になっています。
ここは全国健勝マラソンの発祥地でした。天橋立を渡り切った北側に石碑が立っています。
北側に来ました。丹後一宮「元伊勢籠神社」です。伊勢神社に祀られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から、元伊勢と呼ばれます。
神社の裏を抜けると、リフトとケーブルカーの乗り場があります。今回もリフトを利用しました。駅の前から下り坂の道の両側にお土産屋さんや食堂が並んでいます。駐車場は坂道の下や神社にもあります。
上は「傘松公園」です。北側から見た天橋立。
リフトの駅からもう少し上にも展望台があります。
ここからの股のぞきの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれているそうです。
南北2か所の展望台を制覇して股のぞきをしました。でもこれだけではありませんでした。
展望台の横にバス停があって、バスが止まっています。行先は「成相寺(なりあいじ)」。片道7分登ったところにお寺があり、天気がいいと能登半島まで見ることができるというのです。高所好きの私、入山料400円とバス往復700円のチケットを買ってバスに乗りました。出発は20分おきです。
1774年建築の本堂です。元は今よりも高いところに建てられていたのですが、山崩れのために現在の地に再建されたのだとか。
お寺からさらに山道を登って「パノラマ展望所」に来ました。登り口の看板には「徒歩40分」と書いてあってビビりましたが、15分で到着しました。
北東方向の眺めです。なんと、能登半島が見えています。まさか!と思いましたが本当でした。ここまで登った甲斐がありました。
戻りは観光船です。定員は40名ほど。毎時15分と45分の出発で、所用時間は12分です。
天気が良くて気持ちよく観光できました。乗り物の組み合わせによっていくつかの割引チケットがあります。