新宿御苑に、生まれて初めて行きました。今や外国人に人気の場所の《第一位》だそうです。
迷ってはいけないので、地下鉄の新宿御苑前駅で降りて、大木戸門から入場です。入場料は大人200円、有り難いです。
まずは入って右にある温室に行きます。寒い冬には楽園です。
これはチョコレートの原料のカカオです。大きな実が成っていました。生だとチョコレートの匂いはしません。
亜熱帯の沖縄や小笠原の植物のコーナーがあります。これは小笠原の「タコの木」です。小笠原は一度も他の所と陸続きになったことがないので、大半の植物は固有種だそうです。これもその一つ。
お馴染みのコーヒーです。これはアラビカ種です。
外に出ます。広いだけじゃなく、いくつかのスタイルの庭園に別れています。ここは「イギリス風景式庭園」です。遠くに見えるのは “エンパイア・ステート・ビルディング” …。
もちろん「日本庭園」もあります。昭和天皇のご成婚のお祝いに台湾の人達から贈られた台湾式の建物が池のほとりに立っています。
お茶もいただけます。立礼、つまり椅子に座るので、外国人でも大丈夫。
新宿は昔「内藤新宿」と呼ばれていました。江戸時代、この新宿御苑の地に信州高遠藩主の内藤氏の屋敷があったからです。内藤氏は徳川家康からここを拝領しました。
明治5年に日本の近代農業振興のために内藤新宿試験場が作られ、その後宮内庁所管の新宿植物御苑になり、明治39年に日本初の皇室庭園である新宿御苑が生まれました。
広さは約60ヘクタール、周囲3.5kmあります。
唐辛子は新宿の特産品でした。一味唐辛子と七味唐辛子、両方お土産に買いました。
東京(江戸)の伝統的な野菜が色々あるんですね。知りませんでしたが、御苑内のレストランで食べることが出来ます。