白川郷のカフェ「鄙」
世界遺産の白川郷にあるカフェ、鄙(ひな)です。店の看板には「コーヒー屋」とあります。さすがにそう言うだけあって、カウンターの後ろにはたくさんのコーヒー豆が並んでいて、コーヒーミルも2台あります。
メニューがとても分かりやすくて、コーヒーの説明(うんちく)を並べるのではなくて、苦いのから苦くないのまで、順番に並んでいます。前回はど真ん中のブラジルを飲んだので、今回はその隣のタンザニア(キリマンジャロ)にしました。
コーヒーと一緒にチョコレートが一つ付いてきます。「コーヒーを飲む前に食べるとコーヒーがより美味しくなる」のだそうです。今日はさらにカボチャとイチジクも一切れづつサービスでした。
コーヒーだけでなく、紅茶もいろいろあります。白川郷バスターミナルの近く、展望台に上る坂の入り口の向かいにあります。
昔ながらの名曲喫茶「麦」
まだ残っていました。名曲・珈琲「麦」。高校を卒業した翌年、予備校が終わってからこの辺の喫茶店に行ったりしてました。その頃はこんな感じの喫茶店がたくさんあったように思います。
地下鉄本郷三丁目駅を出てすぐ、地下へ降りていくと右のテーブル席のエリアか、左のソファーのエリアかの選択を迫られます。左へ行きました。
決して広くはない店内には最大限のお客を収容すべく、ぎっしりとソファーとテーブルが並んでいます。お一人様席が多数あるのは、ここがおしゃべりをするための場所ではないことを示しているようです。
午前中だったのでモーニングセットを注文し、バッハの調べに身を委ねてしばし時の流れを忘れました。
Wi-Fiなどあるはずもなく、携帯の電波も怪しい状態。昔に戻れる貴重な空間です。