らふたお

「ランニング」「フランス語」「旅」「音楽」 楽しいことだけ、私の好きなものについて書きます。

石川県生まれの2大哲学者

 鈴木大拙西田幾多郎、石川県生まれの2大哲学者です。ともに明治3年(1870年)生まれで、金沢の第四高等中学校で知り合い、生涯を通した親友でした。
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 鈴木大拙は27歳で渡米し、アメリカやイギリスの諸大学などで講演して仏教哲学の考え方を広めました。金沢市内の生誕地の近くにある『鈴木大拙館』は展示から鈴木大拙を「知り」、学習空間で大拙の心や思想を「学び」、思索空間で自ら「考える」場所です。
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 西田幾多郎京都大学で哲学を教え、思索にふけりながら歩いた銀閣寺近くの道は「哲学の道」と呼ばれ、多くの人が訪れる桜の名所にもなっています。『西田幾多郎記念哲学館』は生まれ故郷のかほく市にあり、哲学や幾多郎について学ぶことができます。また、高台に建っているため眺めが素晴らしく、天気のいい日には金沢平野から白山、立山槍ヶ岳まで見ることができます。

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