最近はほぼ毎日走っています。8月は200km、9月も150km以上走りました。大会には時々出ています。
走り始めたのは2000年の秋からです。きっかけはホノルル・マラソン。昔テレビで芸能人が走っているのを見て「楽しそうだな」とか「1度自分も走ってみたいな」とか思ったことでした。
でも学生時代は中学校から大学まで一貫して吹奏楽部、運動とは無縁の生活を送り、「運動は体に悪い!」が口癖だった程なので、その思いは長い間封印したままでした。
転機は2000年の夏でした。不摂生な生活でひどく夏バテしていたのと、シドニー・オリンピックでQちゃんが金メダルを取ったことで「よし、今でしょ!」と思い立ち、1年後のホノルル・マラソンを目標に走り始めたのでした。
初めは犀川辺りを走っていたのですが、秋になって寒く、天気も悪くなるとスポーツクラブに通うようになり、翌年春に10km、秋にハーフマラソンを走って、12月にホノルル・マラソンに出場しました。
感想は、「とにかく、最初から最後まで、辛かった!」です。走っている最中は「なんでこんなことやってるんやろう」と思い、終わってからは「もういい」と思いました。タイムは4時間48分でしたので、まあまあだと思います。
で、これで満足したはずでしたが、しばらくするとハワイの楽しかった記憶がよみがえり、また行きたいという気持ちが沸き起こってきました。そして1年後に向けて、ホノルル・マラソンのために仕事とトレーニングに励み、2回目には4時間以内でゴール。ついに“サブ・フォー”の仲間入りを果たしました。ホノルル・マラソンはその次の年まで3年連続で出場し、サブ・フォーは今でも維持しています。
小学校の時は走るのが苦手で、運動会などでは常にビリ争いをいていました。でも性格が地味なので、黙々と何かをやるというのは嫌いではありません。
走らない人にとっては42kmはとてつもない距離かもしれませんね。「すごいね!」と言われることもあります。でも、そんなにすごくないんですよ。ただ走っていれば、そのうちゴールに到着します。技術もいりません。我慢だけ必要です。
今朝も10km走ってきました。いつものランニング・コースは犀川の河川敷です。金沢マラソンが近いので、特に週末にはたくさんの人が走っています。今年は金沢マラソンは抽選に外れたので、出場されるランナーの皆さんの幸運を祈ってます。