石川県の漆器と言えば「輪島塗」や「山中塗」が有名ですが、「金沢漆器」というのもあります。金沢市役所の近くに「能作」というお店があり、その4階の喫茶ではもちろん金沢漆器が使われています。
和風の喫茶なら必須の選択、「ぜんざい」をいただきました。この冬は太ることを気にして一度も大好きなぜんざいを食べなかったので、本当に久し振りです。
うちの奥さんは「白玉冷やしぜんざい」を選択しました。こちらは涼やかにガラスの器です。お餅のようにしっかりした白玉でした。
ゆっくりできて、休憩にいいですよ。
阪神電車の住吉駅から南へ徒歩5分、神戸・灘の白鶴酒造です。大正時代はじめに建てられて昭和40年代まで使われていた酒蔵が、資料館として公開されています。酒造りについて勉強してきました。
館内に田んぼがあるわけではありませんが、独自に米造りも行っているそうです。
最初の工程が洗米と蒸米(むしまい)です。こんなに大きな釜で米を蒸していました。蒸米は用途に分けられて、冷やされます。
麹造りの工程です。室(むろ)と呼ばれる高温・多湿の特別な部屋で2~3時間おきにいろいろな作業が行われ、品質の良い麹菌を均等に繁殖させます。
酛(もと)仕込みです。麹と蒸米を棒櫂(ぼうかい)でよくかき混ぜます。
醪(もろみ)仕込みです。酛と麹・蒸米・水を合わせる作業を3回繰り返す三段仕込みで醪ができ、約一か月の発酵を経ます。
醪を酒袋に入れ、酒槽(さかぶね)で搾って酒と酒かすに分けます。酒はろ過され、火入れ(屋久60℃に加熱)の後貯蔵され、出荷の時を待ちます。
出荷です。これは四斗樽(40升)です。
やはり味わって確認することが大切です。ここでしか味わえない「純米大吟醸袋吊り」をいただきました。搾るときに力を加えずに自然に染み出した酒ならではの、まろやかな味わいでした。
鈴木大拙と西田幾多郎、石川県生まれの2大哲学者です。ともに明治3年(1870年)生まれで、金沢の第四高等中学校で知り合い、生涯を通した親友でした。
鈴木大拙は27歳で渡米し、アメリカやイギリスの諸大学などで講演して仏教哲学の考え方を広めました。金沢市内の生誕地の近くにある『鈴木大拙館』は展示から鈴木大拙を「知り」、学習空間で大拙の心や思想を「学び」、思索空間で自ら「考える」場所です。
西田幾多郎は京都大学で哲学を教え、思索にふけりながら歩いた銀閣寺近くの道は「哲学の道」と呼ばれ、多くの人が訪れる桜の名所にもなっています。『西田幾多郎記念哲学館』は生まれ故郷のかほく市にあり、哲学や幾多郎について学ぶことができます。また、高台に建っているため眺めが素晴らしく、天気のいい日には金沢平野から白山、立山、槍ヶ岳まで見ることができます。
高山駅から南へ徒歩20分、どのパンも絶品の「トラン・ブルー」があります。高山で少し時間が空いたので、頑張って歩きました。
いつも店の前には列ができていて整理券を発行する日もあるほどなのですが、今日は店の前には誰も並んでません。ラッキー!
と思ったのですが、
なんと!❗
・・・。
金沢で美味しいものはいろいろと食べられますが、静岡にはまた違ったものがあります。
手前は「しぞーかおでん」色が黒くて、鰹節や青海苔がかかっていて、他の地方との違いは明らかです。金沢にあるだけで「金沢おでん」とか言われているのとは、訳が違います。
右上は今が時期の「桜エビのかき揚げ」。この店はげんこつみたいな大きなものでした。
その左は焼津の名物「黒はんぺん」。骨なんかも一緒にすり身にするので、黒いんだそうです。横に添えられているのは「わさび漬け」です。ご飯と一緒が美味しいです。
そして静岡茶。静岡でご飯を食べに行ったら、どこでも必ず急須で淹れた緑茶が出てきます。
もうひとつありました。「富士山」です。